FOMA P900iの電話帳をVodafone 702NKにコピーしようとまずはNOKIAのアプリケーションPC Suiteをインストールしようとした。ところがWindows 98には対応しておらず、インストールさえ拒否される。
何か手は無いかとネットを調べてみると、SyncMLというPIMデータをシンクロさせる為の規格が存在し、702NKと同じ端末であるNOKIA 6630がSyncMLに対応していることが分かった。さらに、SyncMLでのシンクロを無料で提供してくれるMobicalというサービスを見つけた。試してみると、見事Mobicalのデータと702NKのデータがシンクロしてくれた。
電話帳データをシンクロさせる方法は以下の通り。
まず、Mobicalに登録します。
■Mobicalで電話帳作成
もちろん、Mobicalで一から直接入力してもいい。
■702NKでシンクロのための設定
702NKで設定した同期を実行すると、Mobicalで新たに入力されたデータは702NKに、702NKで新たに入力したデータはMobicalに反映されます。
カレンダーのスケジュールデータも問題なくシンクロしてくれた。
いやいや、大変便利です。FOMAもビジネス向けのFOMAモデルでSymbian OSの端末が登場し、どうもこのSyncMLに対応するようだけど、このワイヤレスのシンクロはどんな端末でも必要だと思う。携帯電話にスケジュール機能はあっても入力が面倒で使ってなかった。オンラインのPIMサービスはいちいちWEBにアクセスしなければならないので面倒だった。ボタン一つでシンクロしてくれるMobicalのようなサービスと702NKの関係は必須だと思う。
インフォシークがブログ検索を公開した。(「インフォシーク ハイブリッド検索の試作版とブログ検索を同時にスタート」)
googleのエンジンを使わないオリジナルのもののようである。
現在約750万件のgooブログ検索よりもインデックス数が勝っているが、もしかして楽天中心なのかな。
最も気になるのは、最新のブログ記事がヒットしないことだ。そもそもブログはpingという仕組によって、ブロガーはコンテンツをプッシュしてくれるわけだから、その記事を能動的にインデックスして数分前に発信されたコンテンツも検索対象にしてしまうことが“ブログ検索”の魅力なのだと思うのだが、インフォシークな方々はそうは考えていないようだ。
確かに網羅性は欲しいけど、一日に数十万件ブログの記事が世に出ているので、2000万件と言っても、その数十万件の収集は後日になってしまうわけだから、網羅していると言えないことにもなるだろう。
検索してみてもう一つ気がつくのは、ページまるごとが検索対象になっていることだ。つまり、記事の検索ではないので、ページの脇に付けているようなプロフィールであるとか、ブックマークであるとか、記事には直接関係ないテキストも検索結果に反映されてしまう。
すごい数のURLからブログに絞って検索できることは、例えばgoogleで簡単にできればうれしいから、ブログ“カテゴリ”検索はあるといいけど、なんだかなあ。
ディズニーとピクサー(PIXAR)のCGアニメ『Mr. インクレディブル』を息子と見てきた。
パートナーシップを終了すると発表しているディズニーとピクサーだが、やっぱピクサーの実力だよなあ。単なるCGの技術を持った会社じゃない。
そっちょくに面白い。シンプルだけど、そこかしこにある笑いどころ、人間味あるCGキャラクターというようなのがピクサーの映画には共通しているように思う。まあそれは、ピクサーを一躍有名にした名作『Luxo Jr.』から受け継がれているのだろう。
CGで、まずすごいと思ったのは、髪の毛。『モンスターズ・インク』でもふさふさの体毛で見せてくれたが、今回は人間それぞれごとに違う髪の毛を見事に表現していた。
ところで、Mrs. インクレディブルは、日本の漫画『ワンピース』の主役ルフィのぱくりだよなあ。“スーパー・ヒーロー”だって、“悪魔の実”を食べた超人だあ。これまでもディズニーのアニメは日本のぱくりだとなんどか話題になっているが、今回も?それに全体のストーリーは『スパイキッズ』のぱくりのようだ。
でも面白いんだから許してしまおう。
横田めぐみさんの遺骨だと北朝鮮から示されたものが他人のものであったことで、政府は追加食糧支援を凍結した。
北朝鮮の行いを容認するつもりはないが、北朝鮮の弱者が飢餓に苦しんでいる現状もあるので、別のカードは無かったのかと思う。ちょっと前、テレビで北朝鮮の孤児が路上生活をし、満足に食事もできてない様子が伝えられていた。自分の子供と同じぐらいの子供の痛々しい様子は見るに耐えない。自分の子供にオーバーラップしてしまう。
そもそも食糧支援をしても、権力を持っているものが搾取し、そういった末端の人たちまで行き渡ってないのかもしれないが、もし食糧支援によって餓死者を救えるのであれば、支援は行って欲しい。
5日市川市行徳付近を走っていると、道路が封鎖されているところに遭遇した。マンション(写真左側)の取り壊しのため組まれていた足場が、強風で倒れ道路をふさいでいたのだ。電柱も何本か折れてしまい、倒れかかった足場は電線によってかろうじて全倒壊を免れていた。
これは結構大きな事故だと思いネットで報道されているか探してみると、フジテレビが『日本列島を通過した低気圧の影響で台風並みの暴風に 各地で被害相次ぎ21人がけが』というニュースの中で「千葉・市川市で解体作業中のマンションの足場が崩落して、電線が切断され、2万4,000世帯余りが停電した」というコメントと10秒ほどの映像とともに伝えていた。しかし他のニュースサイトで見つけることはできなかった。
道路は通行できない状況になり、2万世帯が停電したというのにニュースサイトはこの事実をカバーできてない。以前、『ネットは新聞を殺すのか』というエントリーでブログと新聞との関係を次のように書いたが、事実を伝えるというメディアとしてもブログのほうが勝るような気がしてきた。