December 06, 2004

新聞は事実の報道でもブログに劣るかも

5日市川市行徳付近を走っていると、道路が封鎖されているところに遭遇した。マンション(写真左側)の取り壊しのため組まれていた足場が、強風で倒れ道路をふさいでいたのだ。電柱も何本か折れてしまい、倒れかかった足場は電線によってかろうじて全倒壊を免れていた。

これは結構大きな事故だと思いネットで報道されているか探してみると、フジテレビが『日本列島を通過した低気圧の影響で台風並みの暴風に 各地で被害相次ぎ21人がけが』というニュースの中で「千葉・市川市で解体作業中のマンションの足場が崩落して、電線が切断され、2万4,000世帯余りが停電した」というコメントと10秒ほどの映像とともに伝えていた。しかし他のニュースサイトで見つけることはできなかった。

道路は通行できない状況になり、2万世帯が停電したというのにニュースサイトはこの事実をカバーできてない。以前、『ネットは新聞を殺すのか』というエントリーでブログと新聞との関係を次のように書いたが、事実を伝えるというメディアとしてもブログのほうが勝るような気がしてきた。


1) 最新の事実を詳細に正確に伝える(新聞社のウェブサイト)
2) その事実をから一般の人たちがネットで論議する(ウェブログ)
3) 事実に関する解説、論評、付加的な情報を提供する(新聞紙)

Posted by nino at December 6, 2004 01:48 AM | トラックバック
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