26日の朝日新聞によると、25日開会された流山市議会に、路上禁煙条例を巡って条例制定を求めるものと、喫煙マナー向上を呼びかけるのが先だとして反対するものという、両極の2件の陳情書が提出されているそうだ。
同紙によると、賛成派の言い分は、「マナーでなんとかなるなら、吸い殻のポイ捨てだって、問題はもう解決しているはず。罰則のある路上禁煙条例が必要」だとしている。条例をつくっても効力がないと言っておきながら、路上禁煙条例は効力あると考えているのでしょうか。私も、路上喫煙はやめてほしい派だけど、効力のない条例をつくってもだめでしょう。マナー向上が先決じゃないかな。
対する反対派のいい分もいまいち。「路上が禁煙になると、たばこの売り上げが減り、市のたばこ税収入も減る。路上を全面禁煙にする前に、喫煙者と非喫煙者のいい関係をつくるため、もっと議論すべきだ」ということだが、前半部分は“風が吹けば桶屋が儲かる”みたいな話で、ナンセンスな話だ。陳情者の方がコンビニ経営者ということで、影響を切実に感じているのだろうか。