「南流山駅前地下駐輪場」で、利用料金と委託先について書いたが、それの回答になるような記事が『広報ながれやま』(10月15日号)に掲載されていた。
流山市から見れば、低金利で建設できる便宜を図ってもらえるので、15年間で返済できるいい話ということのようだ。そりゃ年に数億円の赤字を出しても問題にならない団体だから、低金利で貸すようなことができるのでは?
なぜ地下にしたかという質問には、地上に用地が無いという理由も上げられている。切羽詰まって地下に行ったというのに、地上も含めてすでに満車だというのはどういうことだろうか。開業したら流山線を利用していた人でさらにスペースは確保しなければならないはず。なぜもっと大きな地下駐車場にしなかったのでしょうか。
利用料金の設定根拠も出ているが、どうも納得いかない。詳細に計算してみたいものだ。
南流山自転車駐車場に関しては疑問が多い。
個人的なコメントです
●年に数億円の赤字を出しても問題にならない団体だから、低金利で貸すようなことができるのでは?
この団体は、「一日一善!」のCMで有名? で、競輪や競艇などの利益の一部が使われていると記憶しています。この団体の経営状況がどうかは知りませんが、自転車駐車場を作るにあたって、いろいろな補助金や融資制度の選択肢の中の一つとしてこの団体がある訳で、 市の当座の持ち出しが少ないことや管理運営までしてくれるところが他の制度にない魅力的な点です。ちなみに埼玉県なんかは、駐輪場は、ほとんどこの団体だったと思います。
市内には、あちこち駐輪場がありますし、管理方法や整備グレードも様々です。今回の導入に当たっては、利用料金を含めてかなりの議論があったと想像しています。
●なぜもっと大きな地下駐車場にしなかったのでしょうか。
という点に関しては 「つくばエクスプレス南流山駅舎シールド工事を活用することで、建設費用が安価で建設できるため」とあるように必要台数から割り出して地下の空間を確保しているのではなく、工事用の作業スペースをただ埋め戻してしまうのを止めて、駐車スペースとして有効利用しているに過ぎないからです。
それでさえ工事費はかなりのものだと思いますが、新たに地下空間を掘って必要なスペースを確保することは可能でしょうが、建設費だけで億単位の経費が必要になるでしょう。
地上にしても駅から近くないと駐輪場として誰も利用しませんし、当然、駅直近の一等地の土地となると買うにしても借りるにしても土地代が嵩むのは当然のことで、やはり不足してしまうのが現状でしょうね。
全ての市民が駐輪場を利用する訳ではありませんから、際限もなく税金をつぎ込む訳にもいかないでしょうし、受益者負担の原則からいっても、ある程度、高いのは仕方がないかと・・・いっそ駅から半径200mは、自転車放置禁止区域ではなく、自転車乗り入れ禁止区域にして、縁辺部に安い駐輪場を作るなんて方が、良いのかもしれません。
以上
Posted by: spock at October 16, 2004 02:25 PMコメントありがとうございます。
この赤字体質の財団に任せていると、最後に税金の投入となる結果が待っているようで怖いです。
スペースのほうは、よく分かりましたが、すでにキャパが足りないわけなので、抜本的に考えないといけませんね。
Posted by: nino at October 16, 2004 04:09 PMどうでもいいですけど、
自転車駐車場⇒駐輪場
ですよね。。。
私も知らなかったのですが、自転車駐車場という用語が使われてます。
Posted by: nino at October 21, 2004 10:58 PMま、どうでもいいことなんですけど、駐輪場=自転車駐車場と正式には言います。道交法や車両運送法では、自転車の位置づけは変わりますが、軽車両になるので、駐車場なんですね、コレが。
ちなみに公営の(自動車用の)駐車場の多くは、駐車場といいつつも、実は道路なんです。で、駐車料金と言ってるのは、実は有料道路の料金だったりします。つまり道路として補助を受けて整備しているからなんですね。
だから整備手法や法の枠組みによって、同じ施設でも位置づけや正式名称は変わってしまうんですよ・・・実に不可解、摩訶不思議な世界です。
Posted by: spock at October 22, 2004 08:11 PM