井崎市長が経歴詐称で提訴された件で、告発した流山市政研究会(代表 村串仁三郎氏)は「流山市民ニュース」という印刷物を郵便ポストに投げ込んでいる。
告発した経緯は、これを読むとよくわかる。
英国国立ウェールズ大学大学院環境プログラム教授という経歴に関し、流山市政研究会は教授だったと書きつつ、またウェールズ大学アベリストウィス校に問い合わせると「井崎という人物は教授職にない」という回答だったと書いている。訴えているのは、教授と名のれるようなポジションじゃないのに教授と名のったと問題にしてるのだろうか。教授じゃなく教官だったとしても、教授と名のることがウェールズ大学日本校で認められていたのなら、問題ではないかと思う。
一方、「建設省住宅政策研究会委員」や「経済企画庁景気懇談会委員」については、存在もしないとしており、それが事実なら大問題であろう。
いずれにせよ、井崎市長が明快に、市民に対して説明をすることが大切だと思う。
さて、「流山市政研究会」関係者と「みんなの流山」関係者の対立は、他の問題も背景にしているとも聞く、同じ市民でも第三者からはとても興味を持って行方をウォッチしていきたい。
2004/01/20 東京新聞朝刊に井崎市長の経歴詐称問題に関する記事が載っていました。
記事によると経歴は詐称していないようです。
そうなると今度は訴えた側の「流山市政研究会」が名誉毀損で後ろに手が回るのかな。
「2000年から教授契約」:流山市長経歴問題、運営会社が回答
流山市の井崎義治市長が昨年4月の市長選の際に、「英国国立ウェールズ大学大学院環境プログラム」の教授とした職歴が詐称に当たるとして公選法違反の疑いで刑事告発された問題で、日本国内で同プログラムを運営する日本環境総研(本社、東京都)は19日、井崎市長が2000年3月から昨年3月末まで、同プログラムの教授として契約していたことを明らかにした。
同社によると、このプログラムは英国の大学院になるのと同じ内容の講座を通信制で受講できるように同社がライセンス契約を結び、1999年から開設。卒業すれば英国の同大院から修士の学位を得られる。これまで165人が受講しているという。井崎市長は、同プログラムの環境アセスメントコース教授として2000年3月に就任。1年ごとに契約を更新し、選挙直前の昨年3月まで務めた。
「建設省住宅政策研究会委員」や「経済企画庁景気懇談会委員」の件は、明らかになってるのでしょうかね。
Posted by: nino at January 21, 2004 09:29 PM