『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は奥が深い
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を24日の前夜祭で見てきました。見てる最中は、驚くほどのできじゃないんじゃないかと思っていたが、最後のシーンとさらにエンドロールの後にあるシーンを見てから、考え始めてしまった。何かがある!
帰りの車の中では家族で意見交換。結論は続編があるということ。続編への布石が冒頭のシーンからあると思う。おまけに続編のストーリーまで意見が一致してしまった。3部作完結!と宣伝文句にあるが、3部作は終わってもその後が無いとは言ってない。それどころか、入場の際に渡されたパンフレットを読むと続編が臭わされている。これは続編ありまっせ。思いついた続編のストーリーは秘密だ。
いやーしかし奥が深い3部作だ。改めて第1作から見直さないと行けない。疑問だらけ、布石だらけだと思う。おまけにワールドエンドももう一度見直したくなる。すぐに見直したい。見直さないと推論は確信に変わらない。最後のシーンでジャック・スパロウがささやく言葉と海図に書かれている言葉を確かめなければならない。(ついでに、カニが沢山現れるシーンでひっくり返ってるカニがいたと思うんだけど、それも確かめたい。)
Yahoo!映画のレビューで「主役が分からない」みたいなことを書いてるのがあったけど、主役は“絡み合ったストーリー”なんじゃないか。観客は、その絡み合ったストーリーを解くつもりでみれば大変楽しめる作品なんだ。だからその謎解きにはまったエンドロール後に、めちゃくちゃ面白い作品に評価が変わっていた。