善光寺
昨日は善光寺参道を散策した。長野オリンピックでも有名になった善光寺は今も昔のような広がりを持った巨大なお寺だというイメージがあったが、まさに長野市はこのお寺の門前町ではないかと思われるような表参道であった。歴史を強く感じるのは宿泊ができる“宿坊”という39あるというお寺(?)で、通りから見ただけだが建物がすばらしい。宿坊のある一角には“むじな地蔵”なんていうかわいい地蔵が建てられていたのも目を引いた。
仲見世や表参道にある数多くの店にも魅力的なものがある。七味で有名なのは八幡屋礒五郎。280年前くらいの創業らしい。ゆず入りを購入した。つぎは、やはり創業220年あまりという、“つるや”の酒まんじゅう。ほんのりした甘さと隠し味なのか塩味がかすかにわかる。上品なまんじゅうだった。
しかし、参道界隈のそば屋の多さは信州らしい。そのなかの一軒“大善”という小さな店に入ってみたが当たりだった。十割蕎麦はとても美味しかった。