October 29, 2006

高校の学習指導要領必修科目の未履修問題の問題は教師にある

高校の学習指導要領必修科目の未履修問題が全国を揺るがしている。母校もそうだったようで、全国ニュースで紹介されるは、恥ずかしい同校出身のタレントがなんでかしらないけど泣きながらコメントしてるは、へんなところで有名になってしまっている。
さてこの問題について、未履修科目があることによって高校生が卒業までに履修しなければならないという観点で見られているようだが、もっと重要なことがあると考えている。予備校化している学校側のいい分は、受験生が大学に合格しやすいように思ってやったと言い、とうの高校生も学校が自分たちのためにやってくれたことなのでと擁護するコメントもあった。おかしい。学校はルールを破ることは仕方が無いと考えており、知らず知らずのうちにそれが生徒の教育として反映されてしまっているのだ。孔子は知識と教養は異なり、教養が重要だと2千年前にすでに言っているようなあたりまえのこと。教養を身につけさせることに失敗している日本の教育は大いに問題なのだ。

October 22, 2006

豚肉と野菜の蒸し煮

ル・クルーゼの鍋に豚のブロック肉とカボチャ、人参、タマネギ、オリーブオイル、塩、そしてローズマリーの小枝を入れてしばし蒸し焼きにするだけ。さっぱり下味でほくほくの野菜になりました。

ところで、メインディッシュはモツ鍋だった。スーパーでモツ鍋の素を買っていざ料理と鍋に素を入れると、なんと肉が入ってない!まあ私が確かめなかったので悪いんだけど、肉が入ってない素だった。モツ鍋の素には肉入りのもあるので入ってると思い込んでいた。で、自分のせいにしたくないのは、そのスーパーにはモツを売っていなかったということだ。鳥の肉団子も入れるつもりで買ってきてたからいいけどね。なんだかなあ。

豚肉と野菜の蒸し煮

October 21, 2006

『フェルメール全点踏破の旅』

生涯で30数点しか作品を残していないオランダの17世紀の画家フェルメールの全ての作品を紹介してくれる。17世紀ということもあり、謎というかそもそも分からないことが多い画家だが、さらにその絵そのものが見る人に謎を投げかけているようなところがこの作家の魅力にもなっている。当時のオランダでは宗教画ではない絵の市場ができていたので、庶民の一般的な情景が絵になるようになったそうだが、宗教色が見えないというところも受け入れやすい点かもしれない。もちろんフェルメールのすばらしい絵を描く力があった上でのことだけど、住んでいた街並を描いた絵は、今の時代の作品と言われても分からないほど時代を超えたすごさを感じさせてくれる。
こういう本を読んでいると、ヨーロッパに行って絵を見て回りたくなるなあ。




"フェルメール全点踏破の旅" (朽木 ゆり子)

October 20, 2006

「ガネー舎」(新橋)のスープカリィ

今日のランチは、「ガネー舎」のスープカリィ。“ 「スープカリィ」とは、35年前に北海道札幌の「アジャンタ」が作り上げたサラサラの
スープ状のカリィの事”だそうで、まさにスープです。ライスをスープに入れながら頂きます。頼んだのは、「とりなす」。鳥は、骨付きの足の部分が柔かい。大きな人参のがこれまた柔かく煮てあるのが美味しかった。スパイシーなスープももちろん美味しいが、“「30種類のスパイス」と「15種類の漢方薬」をじっくり煮込んで仕上げたすぐれた薬効のあるカリィです”ということで体にも良さそうだ。9月にテレビ朝日の番組であのグルメレポーター彦麿呂が「このカレーは、インド、中国、日本のシルクロードや~」とコメントしていたそうな。

カレー

October 19, 2006

韓国家庭料理 梁の家

ランチではじめて入ってみた。食べたのはカルビクッパ。味は濃い目、カルビはおおぶり。まずまず。
韓国家庭料理というだけあって、焼肉ではなく本場の料理がメニューに並んでいる。ワイン付けの豚三枚肉なんてえのが気になる。
ただし、酒類は高いようだ。

「韓国家庭料理 梁の家(やんのいえ)」

October 09, 2006

goo ニュースのリニューアルでがっかり

goo ニュースが10月2日にリニューアルした。goo全体のリニューアルの一環だったのかな。これまでgooニュースを高く評価し、毎日何度もアクセスするならgooニュースだと感じていたが、どこか他のところを探さないと行けないなあと思っているほどだ。噂によると担当としてニュース会社(というのかな記事を発信する会社)から経験者を入れたそうだけど、なるほどなあというできばえになっている。

まず目につくのが、とてもいい場所を占めている「編集部のピックアップ」だ。これまでのgooニュースの姿勢を180度変換する大きな違いはここにある。「お好みのニュースを自動的に表示。「gooニュース」でパーソナライズドサービス開始」というのを2005年の3月はじめていたはずなのに、やめてしまったのか同じような場所をこのピックアップが横取りしてしまっている。“効率のいい情報収集”というのをあっさりやめて、ニュース記事の押し売りをはじめてしまった。このパーソナライズドサービスはなかなか精度が良くてついついクリックしていたのだけど、計測結果としてよい反応がなかったのだろうか。ピックアップよりはクリックされると思うけどなあ。

悪くなった点その2:
「gooニュースがリニューアル。最新ニュースを探しやすく、使いやすく」という発表の中で書かれているが、リニューアルまで各トピックスに、その記事に関連する「教えて!goo」や「gooブログ」へのリンクが自動的に選別されて載っていた。ニュースに対して人々がどのように反応しているのかできるというのがブログの一般的な利点の一つだが、それをうまく活用していた機能であった。あるいはニュースで分からないことがあるときに時にはその答えに直結してくれるのがこの機能だった。そういう良さを否定して外してしまったgooニュースは、gooの中にあるということを忘れてしまっている。

悪くなった点その3:
gooニュースのトップページで「スポーツ」カテゴリーが一番下になっている。この結果をまあいくらなんでも素人じゃないとひいき目に見れば、一番下も目立つよね。あるいはスポーツ目当てに来たユーザに他の人気のないカテゴリーをしっかり見せることができるよねという評価になる。でも、ユーザのことを考えれば、より上にあるべきだ。ページの下までスクロールさせるのはだめだめなのは常識だ。

他にも何点か細かな改悪を感じているが、とにかく上の3点はいただけない。非常に残念だ。

October 08, 2006

重力をさけるような生活をしてると早く老化があらわれるそうだ

朝日新聞の『宇宙飛行士は早く老ける』という本の書評からだけど、書名のように無重力空間で長い期間生活しているとさまざまな障害が出てくる。筋力が落ちるとか、骨がかすかすになっていくとかいうことは以前から知っていたが、血圧の上昇や聴力などにも影響が得てくるそうだ。つまり老化。
ところが、無重力空間じゃなくても近いようなことが地球上でも起こってしまうよということらしい。それはつまり、寝たり座ったりという時間が長くなるということ。いやー、いつもごろごろしている自分のことではないか。注意しないといけない。




"宇宙飛行士は早く老ける?―重力と老化の意外な関係" (向井 千秋, 日本宇宙フォーラム, ジョーン ヴァーニカス)

October 04, 2006

携帯電話のテレビ電話機能が便利に使われていた

ケータイにはテレビ電話機能がついているが、パケット代がかかるのもあり、そもそも相手の顔を見ながら会話をするほどでもないし、使わない人が多いと思う。でも今日、便利に使っている姿を見て感心してしまった。使っていたのは聴覚障害者の方のようで、手話でテレビ電話を使っていた。耳が聞こえないでも、携帯電話でコミュニケーションを図ることはできるんだ。
考えてみれば、家電は健常者のことしか考えてない。もっと障害を持った人のための機能や工夫をこらす余地はありそうだ。

October 01, 2006

夜の清渓川(チョンゲチョン)は格別


清渓川
Originally uploaded by ninomiya.
下水道化して暗渠になっていたチョンゲチョンという川が、2005年再生されてソウル市民の憩いの場になっている。ミョンドンなどからも近いので、観光客にも見逃せない場所だと思う。
前回は東大門の橋の上から昼間に眺めただけだったが、今回は夜訪れてみた。ライトアップされた川辺には実にたくさんのカップルや家族連れなどが和んでいる。川は奇麗なようなので、靴下を脱いで足をつけている人も多い。東京にもこういうスポットがあるといいですね。