April 20, 2005

コンビニに車が突入した後始末

土曜日の朝、自宅でのんびりしていると外で何かが衝突したような大きな音が聞こえた。うちの斜め前には交差点があり、一年に一度は交通事故が起こっているので、また車同士の衝突事故かとベランダから交差点を見たが何も起ってない。道路をざっと見渡しても何もないので不思議に思ったところでコンビニに車が突っ込んでいるのが目に入った。ワゴン車が入り口周辺をかなり壊している。車から出てきたのは初老の男性。アクセルとブレーキを踏み間違えたのだろう。あまり慌てる様子が無いので、人を巻き込んではいないようだった。(ただし、歩いて救急車に乗り運ばれた人はいた。)

ここまでは前置き。
事故の直後、コンビニのオーナーは携帯電話で誰かと会話をしていた。コンビニ本部の社員と話しているのではないかと推測していたが、その通りだったようで、あっという間にスーツを着た人物が現れ、警察と同じように写真を撮り、携帯電話でどこかに連絡している。
数時間後、車もレッカーで運ばれていくと、壊れたドアや窓ガラス以外に事故が分かるようなものは無くなった。そして、工事の作業員が現れ、夜までには仮のドアを取り付け、ガラスの代わりのプラスチックの窓/壁が完成。ドアの近くにはコピー機があったがそれの修理も行なっていたようだった。手際よく通常の営業まで復旧するさまはさすが元気のいいコンビニ業界だなあと関心。

April 15, 2005

混んだ通勤電車での心ない行動

勤務地が汐留になり、常磐線快速をはじめて利用するようになった。想像以上ではないがかなり混んでいる。そのあと日暮里から乗る山手線もこれまた混んでる。(なんで山手線の反対方向・内回りはがらがらなの?この差は何?)混んでる電車は首都圏に住んで東京方向に通勤してる人にはしかたないことでしょうね。

さて、こんな電車の中で気になる行動/言動を二つ。

その1、車掌のアナウンス。
「大変混み合っており、ご迷惑をおかけしております。」
迷惑かけていると認識してても、抜本的な混雑解消に向けた策は取るようには思えない。つまり心の無いお決まりの言動。
謝るんなら、謝らなくて良いように改善するのがあたりまえだよね。

その2、電車から降りるときの行動が変化してる?
混んだ電車から駅に降りるのは苦労する。まあ日暮里のような降りる人が多い駅なら、流れに従えば難なく降りられるのだが、そうでも無い駅で自分の前に降りない人がいたときどうするか。「降ります」とか、「すみません」とか声をかけるのが常識だと思っていたが、最近は違うと確信してきた。
言葉はなしで、みんな前の人を押しているのだ。押せばどいてくれるという常識ができあがっているようなのだ。びっくりである。
この新しい常識ができあがる原因はヘッドフォンステレオにあるような気がする。声をかけても聞こえないもんね。
みなさん、声をかけて降りましょう。

April 12, 2005

『ネアンデルタール人の正体』

死者に花を手向けたというネアンデルタール人は何を考え、どのような行動をしていたのかということへ考古学者以外の推測も交えて語ってくれる本。
その“花を手向けた”ということに対しても否定的な意見もあることが分かる。とはいえ、埋葬したことはたしかであるので、チンパンジーよりははるかにホモサピエンスに近かったようだ。石器を扱い、皮をなめして使うような知能は持っていたが、環境の変化に対応できるような柔軟性は持っていなかった。
化石を元に復元したその顔かたちは現代人の中にまぎれていても分からないだろう。しかし、クロマニヨンと混じっていった可能性はとても低いそうだ。つまり、絶滅してしまったようである。




"ネアンデルタール人の正体―彼らの「悩み」に迫る" (朝日新聞社)