April 30, 2004

Yahoo! Life Engine

アメリカのYahoo!が「Yahoo! Life Engine」というプロモーションをはじめている。ユーザに対して、Yahoo!というのはこれですと、ストレートに伝わってとてもCOOLだ。

April 29, 2004

『THE 70’S-BEAUTIFUL DAYS』

『THE 70’S-BEAUTIFUL DAYS』という70年代のポピュラー、ロックのコンピレーションCDがよさげ。全42曲には、以前このblogで書いたスーパートランプの『ブレックファスト・イン・アメリカ』も入ってるし、他のいくつかの曲に付いても書きたいことがあふれてくる。

逆に知らない曲もいくつかあって、そのアーティストが気になった。
キャット・スティーヴンスの『雨にぬれた朝』はCMで使われている曲で、恥ずかしながら、その声からアート・ガーファンクルと勘違いしていた。
ニッティ・グリッティ・ダート・バンドも同様にCMで使われているいい曲『ミスター・ボージャングルズ』が入っている。
結局この2曲の方が気になって、このコンピレーションは購入せず、それぞれのアーティストのベストアルバムを購入した。

70年代の曲は、アコースティックで聴かせてくれる曲、ロックののりのいい曲、そして聞いてて楽しくなるような曲とバラエティがあっていい曲ぞろいだと思う。そのなかでもカーリー・サイモンの『うつろな愛』が大のお気に入りで、この曲がこのコンピに入っていたら絶対に購入しただろうなあ…んー、でもやはり、ブロンディの『ハート・オブ・グラス』も入ってるし、ベイ・シティ・ローラーズの『サタデー・ナイト』なんてこんなコンピでしか買うわけないので、やはり買おうかな。
cover

年金未納の議員に任せられないよね

福田官房長官も民主党の菅代表も国民年金の未納があったという事実にはあきれてしまう。
福田長官は前日、個人のプライバシーだとして議員が年金を納めていたかどうかの情報を公開する必要はないと強く述べていたが、なんのことはない、自分が納めていなかったから拒んでいただけなのだ。
菅代表にもあきれる。あれだけ江角マキコをバッシングした本人が納めていなかった。おまけに、それを取り繕うように自分のせいではないと言い張っている。場当たり的な発言をする人なんだろうなあ。民主党の代表を辞任すべきじゃないの?
こうなったら、全国会議員で未納があるか調査すべきだ。未納の議員たちに、弱者の老後の生活を左右するような重要な問題を決定させる必要なないだろう。

April 25, 2004

『信長と十字架』

タイムマシンで実際に見てみないと真実が分からないせいか、歴史は謎に満ちていて面白い。そう実感させてくれる本を読み終わった。『信長と十字架—「天下布武」』(立花京子、集英社新書)
簡単に言うと、信長が全国制覇に近づいていく後ろ盾にはイエズス会がいて、本能寺の変の背後にもイエズス会が関係していたと結論づける本である。確かに、昔日本史を習った時、なんで信長は鉄砲を沢山所有していたのか、比叡山の焼き討ちはなぜ行われたのか、キリスト教の布教をなぜ認めたのか、頭の隅で疑問に思っていた。その疑問を解消してくれた。
学校の授業で習う歴史は、あたかも年表に書かれた箇条書きを追っかけていくかのように上っ面だけをなめていくだけだが、本当は絡まった糸のように、それぞれの出来事がつながっているんでしょうね。その絡まった糸を目の前でほぐして、つながりを示してくれるような本だから面白い。
もちろん、強引な箇所もあったと思うけど、いいじゃない。

ところで、この著者の方は70才を超えた方だが、カルチャーセンターに9年間通って歴史を学び、大学まで通い、ついには博士号まで取ったということだ。生涯学習という言葉は軽すぎて失礼にあたりそうなすごい人です。

April 22, 2004

AOLがIMAPに対応

専用のクライアントソフトから、最近になってやっとWebmailで送受信ができるだけだったAOLのメールが、一般のメーラーからアクセスできるようになった。このOpen Mail Accessは、IMAPにも対応。
AOLのユーザは、普通にメールできるようになったからうれしいだろうけど、AOLにアクセスしないでもメールが使えるようになったわけど、AOLというメディアの価値は、かなり落ちてしまうよね。

白洲次郎のダンディズム

白洲次郎雑誌『サライ』(5月6日号)では白洲次郎の特集が組まれている。
この雑誌を手に取るまで、白洲次郎という人のことは全く知らなかったが、以前読んだ白洲正子さんの夫ではないかと、その名字から想像していた。白洲正子さんのこともよく知っているわけではないけど、ある本で紹介していた種々雑多の芸術、工芸がいずれもすばらしいものだったのがとても印象に残っている。その夫であろうし、この表紙のように戦後すぐにTシャツにジーンズという服装をしていたというお洒落さが白洲正子さんの美へのこだわりとつながっているようで興味をそそられた。

サライで紹介されている逸話を3つ。
■昭和15年、今の町田市の一角に藁葺き屋根を購入し移住。「武相荘」と名付けた。“ぶあいそう”というネーミングがいい。
■亡くなる5年前、78才の時に書いた遺言。「葬式無用 戒名不用」。いやいや、かっこいい。私もこう書き残したい。サライには、この写真が掲載されているが、その書もまたいい。
■亡くなる2日前、病院に入院する直前に相撲をTVで見ていた。「相撲も千秋楽。パパも千秋楽」。

80才を超えても、ポルシェを乗り回し、スピード違反を自慢していたそうだ。

April 16, 2004

イラク人質事件と確率

「目に見えないところで、24時間体制で、いかに多くの人が救出に取り組んだか、退避勧告を無視して(イラクに)行った人にはよく考えてほしい」と小泉首相は苦言を呈したそうだが、人命の対価として自衛隊のイラクからの撤退が要求されていたから政府は寝ずに対応したんでしょう。
それに、このセットはイラク国内でだけ起こりえることではなく、他の国で日本人が誘拐され同様の要求が突きつけられる可能性はあるはずだ。
例えば次のような式であらわしてみよう。

誘拐発生の危険度 X 誘拐の対象となる日本人の人数

イラクの場合には、一つ目のパラメータがやたら大きくて、二つ目のパラメータはやたら小さいわけだど、逆の地域はあるし、イラクを指示するテロリストは世界のいたるところにいるはずだ。

今回のようなことは繰り返される危険性がある。本質的に問題なのは、やはり自衛隊のイラク派遣をどうするかであり、同様の事件に対する対策が必要だということだ。
小泉首相は問題のテーマを他に向けようとしているように見えるけど、根本にある問題から目をそらすわけには行かない。

April 13, 2004

笠間で皿を購入

昨日の日曜日は、笠間までドライブして、まずは「民芸の里」の一角にある「紅葉亭」で十割天もりそばを食べる。ここは二回目だけど、なかなか美味しい。

今回は、玄関に置くインテリアとしての陶器を探そうということで、何軒か見て回った末、「回廊ギャラリー 門」という店で、ちょっと大きめの皿を買った。どっしりとした姿とダイナミックな赤がいい。大人数で食事をする時には、料理をもるのももちろんokだろう。
さてこの店は、建物の作りが面白い。奥行き30m、幅10mくらだろうか、中は中庭を取り巻くようなまさに回廊になっていて、ここを歩くためだけに訪れたくなる。
皿

April 12, 2004

村田暁彦展「無量光」

村田暁彦君の個展「無量光」が本日から24日(土)までアートギャラリー京ばしで開かれている。
今回は水彩画中心かな。

海外盤CD輸入禁止に反対

「海外盤CD輸入禁止に反対する」で、著作権法の一部を改正に伴い、海外アーティストの輸入盤CDも輸入禁止になる危険性があるという問題が取り上げられている。

小学生から洋楽ばかり聞いているがTOWER RECORDSが日本に着てからは購入するCDはほとんど全て輸入盤だった。日本語の歌詞カードいらないので、安いに越したことはないからだ。おまけに最近はCCCDなんてえひどいのが日本盤に出てきてるので、なおさら敬遠してしまう。
だから、海外盤CD輸入禁止に断固反対!

そもそも、日本アーティストのCD逆輸入にしても、日本の音楽業界はCDが売れない対策として逆効果につながるようなことをやってると思う。音楽の良さは聞かないと分からない。聞くためのハードルを高くすれば、聞かなくなるんじゃないの。

なお、海外盤CD輸入禁止に反対するblogは、「海外盤CD輸入禁止に反対するBLOG」にトラックバックしよう。トラックバックで署名活動(?)してます。blogのムーブメントを世に知らしめよう。

April 08, 2004

ソーシャルネットワークとメッセンジャー

GREEに参加した。FriendsterからOrkut、さらにこのGREEとよりブラッシュアップされたサービスになってきたように思う。
友達のblogがインポートされて、閲覧するできるというのはとてもいい。まあ、さらに一歩進んでほしいけど。
特にOrkutのコミュニティが参加する理由が希薄なのに比べて、GREEでは同じ興味やテーマに集まる人が自分の参加するグループを一番にしようと友達を誘うゲーム性が明確だ。Orkutにあるメッセージボード機能は必要なさそうだ。
逆に、友達関係など全く無視して、友達への最新紹介文が一覧されているコーナーは賛成できない。ソーシャルネットワークというより、単なる出会い系みたいだ。

しかし、よくできてるなあと思うGREEにしても、他のソーシャルネットワークにしても、“だからなんなの”というのめり込めない物足りなさを感じる。いくつもソーシャルネットワークに参加してるが、あたかもアドレスブックを複数持ち、相互に友達リストを書き写している感覚だ。別に1冊や2冊アドレスブックがなくなっても、どうってことないよね。
その物足りなさを満たしてくれるのは、メッセンジャーの持つ友達と結びつける魔力だ。メッセンジャーを乗り換えるということは、友達リストを失うことに等しい。一から友達リストを再構築していくなんて怖くてできない。
こういう要素がソーシャルネットワークになければ、ブームで終わってしまうように思う。

April 01, 2004

会社気にかけずに生きる

朝日新聞夕刊、心理学者 小倉千加子さんの『「午後4時」気分の青年へ 会社気にかけず生きる 人生のために利用してもかまわない』より。

現実には、会社内部にも、人間の価値が喪失させられている組織に服従することなく、技術を磨き、仕事自体に没入して生きている人はいる。就職と結婚の唯一の違いはそれだ。自己信頼(自信)さえ持てれば、会社は人生のために利用してもいい。諦めではなく、「気にかけない」で生きるという方法がある。会社の平均寿命はたかだか40年、人間の寿命の半分である。午後4時を過ぎてからディナーは始まるし、デザートも夜食もありなのである。

中途半端な状態にあれば、結局苦しんでしまうのだから、いずれにせよ「気にかけない」精神状態に自らを置く勇気が必要だ。