November 03, 2004

『彼らの日記で世界が見える!』(BRUTUS、2004/11/15日号)

雑誌BRUTUSで、『彼らの日記で世界が見える! - 時代を見つめる35人の日記特集!』という特集だったので久々に買ってみた。


彼らの日記で世界が見える!

ファッション、アート、音楽、映画、デザイン、スポーツ、文学、レストランetc.、どんなジャンルであれ、心魅かれ興味の対象になる事象は、国や企業、集団ではなく、結局のところ「たったひとり」の個人の創造性によって生まれるケースがほとんどです。今の時代に我々を刺激してくれる、注目すべき人たちに日記を見せてもらいました。彼らの考えていること、日々の行動範囲は、我々の想像以上に魅力的です。そこには、まったくパーソナルな視点から生まれる新たな価値・情報が存在しています。世界は多くの人が共有していますが、ひとりひとりはまったく違う人生を生きている現実。今回の特集は、新たな時代のガイド本!?

ブログに何か参考になるような気がしたのだが全く期待はずれであった。
それぞれの分野で注目される人たちに日記を書いてもらい、それをただ並べたもの。個別の日記は、まあ読んで面白いものもあるが、読んで終わり。所詮雑誌BRUTUSは“おしゃれなもの”を紹介するだけの情報誌なんだろう。情報は消費され廃棄されるという基本的な法則を踏まえたメディアであるという編集者の意識を感じる。ブログの記事は未来永劫残すことが可能だ。消費する為のものではなく、蓄積され共有される紙メディアの枠から飛び出せない雑誌を、ブログは遥かに超越していることを実感した。

Posted by nino at November 3, 2004 04:33 PM | トラックバック
コメント

タイトルはよさそうなのにね、雑誌の内容ってそう思うと確かにありきたりかも。。筆者の主観の入った文章はたまに面白いものもありますけどね。。

Posted by: atu at November 5, 2004 02:01 PM
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