阪神大震災のとき現地からの情報や安否情報の交換のためにネット(当時はまだパソコン通信主流かな)が活用されたのを受けて、災害時用の伝言システムや掲示板システムが整備されていた。
今回の新潟の地震でも掲示板はじめブログが情報交換のために役立っている。
ブログの例:「新潟中越地区地震緊急掲示板 - 小千谷市の情報」
ただ、課題も見え始めているのではないだろうか。
情報提供の場と情報を寄せる人たちの多さとはうらはらに、せっかくの情報が分散してしまい、どこにアクセスすれば一番良いのか分からない。
掲示板系のサービスを持っている自治体も、リンクをする自治体も皆無に等しいが、こういう情報交換のためなら、都道府県のサイトが自ら掲示板を稼動させるということが必要ではないかと思う。
と考えつつ新潟県のサイトを見ると、かなり小回り利かせて情報の集中と整理を行っている。すばらしい。あとは民間の掲示板やブログへのリンクがうまくできれば完璧だ。
Posted by nino at October 26, 2004 06:13 PM | トラックバック