May 13, 2004

「予算書」(橘川幸夫)

橘川幸夫さんの書籍を読んでから、毎日配信されるメルマガを購読している。
書籍を読んで自分の考えることが似てるなあと感じてたが、今朝のメルマガの記事は、100%同感だ。

仕事というのは、企画書と予算書で進行する。しかし、これはあくまでも建前であって、実際は、予定通りにいかないことが多い。そんなことは百も承知で僕たちは企画書を作り予算書の数合わせをする。 しかし、この建前にしかすぎないものに厳密さを要求し、途方もないエネルギーをかける人種がいる。そんなエネルギーがあるなら、実行のエネルギーに転化すればよいのに。これからの仕事は「やってみなければ分からない」ことが多い。シュミレーションして、シュミレーション通りいくことは、過去の方法論を踏襲しているだけだ。未来には結果はまだない。

何かをはじめると「このビジネスモデルはどうなってるんだ」ということに最初に関心を持つやからがいる。新しい行為か、どんな意味を持つのか、面白いと思っているのか、つまらないとおもっているのか。そんなことおかまいなしに、ただひたすら「ビジネス構造があるやいなや」だけを問題にする人。そういう連中は、永遠に、自らの汗を流して、新しい世界を切り開こうと
しない人だ。

評論家たち。評論家であることに無自覚な人達。頼むから、僕らに関心を持たないで欲しい。


橘川幸夫WebMagで「つながりっぱなし宣言」

Posted by nino at May 13, 2004 12:29 PM | トラックバック
コメント

紹介ありがとう。素早く感謝(笑)

Posted by: 橘川幸夫 at May 19, 2004 02:36 AM

ご本人からのコメント、光栄です。

Posted by: nino at May 19, 2004 10:54 AM
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?