Nao's さんによると、札幌の地下鉄での人身事故では生存率が50%を越えるそうだ。電車で事故にあえばまず助からないという先入観は間違ってるんですね。理由としては、まずタイヤだかたというのがあるんじゃないでしょうか。人身事故といっても首都圏だと自殺者が多いけど、誤って線路に落ちて事故にあう例もあるから、理由を究明し技術的にも導入できることなら実施したほうがいいよね。自分から望んでいない事故なら命を落とさないほうがいいと思いますし。
札幌の地下鉄駅では、線路の間に樹脂製プレートを敷いてすべりやすくしています。また、先頭車両のスカートが比較的低いという特徴もあります。巻き込みにくい構造になっているわけです。全線トンネルまたはシェルターになっていることから、異物が入り込みにくいためこういう構造がとれるのだと思われます。また、走行区間が首都圏と比べれば小さく、輸送密度も小さいために停止距離を短くすることも可能なのではないかと思います。こちらのエントリで言及されているように、ゴムタイヤ車両であることも貢献しているかもしれません。こういう安全措置のほかに、階段のそばに大きな鏡を置いて、心理的な予防効果を狙ったりいろいろやっているみたいです。
Posted by: んちば at November 6, 2003 06:09 PMちょっとした工夫の積み重ねで死亡率が下がったり、あるいは事故自体が少なくなるでしょうね。
Posted by: nino at November 7, 2003 02:00 AM