選挙運動もまっさかりだが、各候補者はインターネットを“さまざまな手法”で活用しているようだ。住んでいる選挙区のある候補者サイトには匿名掲示板(おまけに「増毛」などの広告がついているのでこれは注意させていただいた)がついているが、ここが誹謗中傷合戦の様相を呈しはじめている。
一有権者としてもインターネット活用していただき、候補者がどういう考えを持っているか教えてほしい。聞きたいことがあればメールしたいので、答えてほしい。インターネットが選挙に役立つのは確かである。
しかし、このような掲示板は止めたほうが良い。どういうテーマを扱う掲示板なのか明確ではないので、候補者本人がテーマになってしまう。政策は政党という大きな枠組みで構えられているものだろうから、候補者のサイトからはちょっと離れたところでやったほうがいいだろう。候補者の考えを有権者に広めたいのなら、候補者のブログを置けばいい。(公職選挙法には不案内です)
そもそも匿名の掲示板は、「さあ好きなことなんでも書いてください」なわけだから、荒れるに決まってる。対立候補の支持者が書いたようなものでも結果はその候補者のサイトが荒れることになるので、候補者のイメージダウンにつながるだろう。
今後公職選挙法でインターネットでの選挙活動が再開されても、少なくとも選挙期間中については掲示板を閉鎖すべきですね。「匿名掲示板」なんてもってのほかです。
意見が言いたいならメールアドレスだけ公開しておいて、メールを送ってもらえばいい。
……こういう基本的なところで発想を間違える人がたくさんいるから、なかなか解禁されないんですよね、インターネット選挙活動。
Posted by: takayan at November 8, 2003 12:47 PMどうもその掲示板は候補者の掲示板ではないということらしいのですが、候補者のサイトのメニューに入っており、またフレームで表示しているので当事者以外は候補者の掲示板と認識してしまいます。
おまけに、候補者は掲示板はつけたくなかったというようなこともあるそうで、全く悪い要素にしかなってないようでした。
本当に選挙にうまく使ってほしいですね。