November 02, 2003

高速道路の無料化けはなぜ不可能?

最初民主党が掲げる高速道路無料化は馬鹿げたことだと思ったが、アメリカではほとんど無料だということを思い出した。世の中にやっている国があるんだから、つまり不可能ではないだろう。
道路公団という独立採算で40兆円という累積赤字が見えているが、一般道だって自治体住民の税金でコストは負担されているんだから、どこまで有料でどこまで無料でやるかという境目の取り方によるものだと思う。
無料化によって、料金徴収のためのブースや要員はいらなくなる。ETC関連の設備もいらない。これらはコスト減につながる。高速道路の無料化で物流に変化が起こり、高速道路沿いでよりお金が動けば結果的に道路維持するためのコスト拠出元となる税金収入増につながることだって考えられるだろう。
現状でも混雑している高速道路が無料化でさらに混んでしまうということが懸念されるが、混んでいる道は単純に利用されなくなるはずなので、平準化されるのではないだろうか。また高速料金を払えないトラックが住宅地を走ることが減ってくれれば、それはうれしいことだ。
頭ごなしにありえないという考えだけはやめたいと思う。

Posted by nino at November 2, 2003 09:07 AM | トラックバック
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