『砂漠の惑星』(スタニスワフ・レム)
スタニスワフ・レムの作品なので、いろいろ考えさせられるのを期待するが、それほど難解ではないと思う。
生物である人間と無生物あるいは機械生命のようなものとの戦いは、生命とは何かを問いかけているのだろう。あわせて人間の無力さや無謀さかな。正直ちょっと期待はずれのところはあった。
ところで、ここに出てくる昆虫のような機械生命は、まるでマイクル・クライトンの『プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)』に出てくるナノテクノロジーが生んだ機械とそっくりだ。絶対にアイデアはいただいてるんじゃないかな。あわせて読むと面白いと思う。
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