OpenIDは普及定着するのだろうか
日本でOpenIDの普及団体設立のニュースが流れていた。OpenIDとは、簡単に言えば一つのIDでいろいろなwebサービスを利用できるようにしようというもので、Google、Yahoo、Microsoftという大手はもちろん、日本でもlivedoorやミクシィなども対応している、参加会社でみれば超メジャーなスタンダード作りだ。しかし、大手は自分の管理するIDがよりメジャーになるのを狙っているのは明らかで、OpenIDとして利用できる環境は提供しているものの、他のOpenIDでの認証にはどうも対応していない。どうしてもマイナーなサービスの方が隷属してOpenIDを受け入れる側に回ってしまう。こういう状況になってしまうと、オープンという理想には遠く及ばないように思う。
さて、このOpenIDは自分のサイトを持っていれば独自で用意してそれで他のサービスに登録・ログインすることができる。例えば、Yahoo!のIDをOpenIDとして使っていて、Microsoftに買収されちゃったら、Yahoo!のIDは普遍ではない。というようなことを考えたら自分で管理できるOpenIDを持った方がいいかもしれない。ちょっとしたphpの知識は必要だけど、phpMyIDというのを自分のサイトにインストールすれば30分もかからずに自前のOpenIDを用意できる。
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